一級建築士H邸
その土地に、昨年秋から、彼自身の設計によって新築工事に取りかかり、今年2月末、新居に入居されました。
彼のご好意により、ここに掲載してその一部を皆様にご披露させていただきました。
間取図の掲載は遠慮させていただきましたが、少し変形の土地でありますが、彼はその変形地をフルに活用する図面を書き上げました。
彼の設計コンセプトは「終の住処」と「設計士の自宅」。
ご夫婦二人だけの住居として、最初は2階建てで図面を起こしましたが、老後のことを考えると(彼は現在
間取りはご夫婦の寝室とLDK、それに彼の設計ルーム兼喫煙室、あとは洗面・脱衣室とバスルーム・トイレと至ってシンプルな設計ですが、収納を確保するため天井収納を取り入れています。それに車椅子のお世話になることを考えて、廊下の巾は1mに設定。こう書くと至ってシンプルですが、実際は変形地をフルに活用した関係で三角形のコーナーがたくさんあって、施工した大工さんは、木材の切り込み段階から頭を悩ませていた様です。
内装には随所に設計士としてのこだわりを見せています。その顕著な例がリビングルーム(写真掲載)です。
私は30年以上にわたっていろんな住宅を見てきましたが、打合せ段階で全く思いもつかない様な発想がでてきてびっくりしました。
外装については、立面図ができたときに奥様が「倉庫みたい…」と言われた様ですが、あえて無塗装のサンディングを採用して屋材のカラーベストに合わせたグレーに仕上げています。
設備面では、奥様のLPG嫌いを全面的に考慮して、オール電化住宅とし、太陽光発電システム、貯湯式電気温水器、IHクッキングヒーターを採用しています。この辺に彼の奥様へのやさしさが結集しています。
今はご夫婦でガーデニングに趣向をこらして楽しんでおられます。
施工は、やはり私の昔の仲間の一人であるM氏が経営する陽広建設株式会社(貝塚市三ツ松)にお願いしました。施工に際しては、最近一級建築士試験を突破された現場監督のU氏が施主のH氏との綿密な打ち合わせをして対応していただきました。皆様に感謝。
平成14年5月28日 三隅輝好
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